「エチオピア旅行記・市井編」
一夜明けると、近くのワジ(川床)で塩を積んだキャラバンが出発の準備をしていた。
朝日が昇る前からラクダさん達のお食事タイム。もったらもったら口を動かしている。
朝日が昇ると一行はメケレの町目指して出発していく。長いラクダの列だった。
夜明け前には村の子供が水を汲みに来ていた。何か所かに水のタンクがあり、皆、そこに水を汲みにくるのだ。
ここら辺は観光収入があるのか、観光地整備のためなのか給水車が回ってくる。
私達がテントを張ったすぐ近くにも水タンクがあった。
大体ポリバケツ一つ20キロ位らしいのだが、行き会った子供はロバを連れていたので、80キロ位運んでいたか・・
村の家はドラゴンツリーという木で作られていた。
屋根板はなく、生活用品は天井の木組みにぶらさげられていた。
ヤギさんのいる家畜小屋には一部にトタン板が貼られていたので、家畜小屋の方が立派なのではないかと思う。
その後、アファール族の一般的な家?に連れていったもらったが、村の家(小屋)よりはるかにマシなものだった。
中央にリビングがあり、左右に台所と寝室が設けられている。
客が来た時には女性は台所か寝室に引っ込み、顔を出してはいけないそうだ。
ヤギ等の家畜は基本外だが、お邪魔した家では小さな子ヤギを末っ子が可愛がっていたため、室内飼いを許されていた。
私達ツアーが来たら、周辺の家の子供達までワラワラ集まってきて写真(そしてチップ)をねだってきた。
エチオピアは衛生状態も悪いため新型コロナの感染拡大が懸念されていたが、
10月末時点での累計感染者数は9万名超えのようだ。
十分な検査が行われないため実態はつかめないが、旅で出会った人達が今も元気でいてくれることを願うばかりだ。
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