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イヌ

犬と人との出会い。そうそれは運命の出会いであった。私の家にも運命的に出会った犬が2匹もいる。
イヌとヒトの出会い。それは品種改良の歴史でもある。我が家の犬は2匹とも家でおとなしくしている。なぜそんなことができるのかというとペット化に成功したからだ。

吠えない犬が欲しいとすると、おとなしい犬同士を掛け合わせる。何世代にわたって交配を続けていくと、見事吠えない犬が完成する。

ニュースで見かける狂暴なアライグマはなぜ狂暴かというと、ペット化に成功していないからだ。例のアニメの影響で国内に持ち込まれて40年。犬と人との付き合いは約1万2000年前~3万5000年前まで遡り、品種改良の歴史が違うのだ。

イギリスではドッグショーのためにジャーマンシェパードの品種改良が盛んだ。背中が傾斜しているほうが得点は高いらしく、足が短い個体が好まれる。そこで短足同士を掛け合わせるのだが、2分の1の確率で奇形児が生まれるそうだ。

また産業革命時代イギリスにはターンスピッドという犬がいた。グリルの肉を回し焼く用途があり、ハムスターの回し車の要領で滑車を回していた。専用に品種改良され、足は短く、湾曲している。人間に奉仕したが、オーブンの発達で用途はなくなり絶滅した。

人と犬との出会い。それはよきパートナーだと思っていた。どうやら使役関係にあるようで、いたたまれない気持ちである。


社員S

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