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神戸アイセンター・オープン

iPS細胞を使い目の病気の研究から治療、リハビリまでを一体で行う全国初の眼科専門施設「神戸アイセンター」がこの12月1日にオープンするそうだ。

iPS細胞といえば、2012年にノーベル賞を受賞した山中教授が思い起こされますが、ところでiPS細胞とはいったい何なんだろうか。

少し調べてみると、人間の皮膚などの体細胞に、わずかな数の因子を導入して培養する事で変化する『多能性幹細胞』で、その多能性幹細胞とは、色々な組織や臓器の細胞に分化する事ができる、基になる細胞の事で、ほぼ無限に増殖する能力を持っていることがわかった。またこれを人工的に作り出された細胞が『人工多機能幹細胞』=iPS細胞といわれているらしい。

欧米諸国では失明の第一の原因となっており、日本でも年々増加しているのが黄斑変性。日本では50歳以上で1%の羅患とまだそれほど馴染みのある目の病気ではないですが、何を隠そう私は40代にして右目を加齢黄斑変性に羅患し現在も進行中だ。私の羅患している萎縮型の加齢黄斑変性は、現段階において治療法がありません。

現在、このiPS細胞を用いた加齢黄斑変性の治療が臨床試験として行われており、1例目は患者本人のiPS細胞を用いた臨床試験を行い、2例目は他人のiPS細胞を使って手術が行われ、ともに成功し経過も順調とのことである。

iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中教授に「神戸アイセンター」オープンの話を聞くと「マラソンで例えるならまだ10キロ地点」、まだまだ完全実用化には時間がかかるようで2030年をひとつの目処としている事であった。

2030年には60歳を迎える。老化とともに黄斑変性も進行している事であろう。ぜひとも早期の実用化を期待したいものだ。

株式会社産通 代表

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