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2010年11月

伝統文化を生かしたまちづくりと企業経営

一昨日、愛知県経営者協会の特別講演会を聴講する機会を得た。
今回の講師は最近新聞などでもよく取り上げられている
株式会社桝一市村酒造場 代表取締役 セーラ・マリ・カミングスさん。
何度か記事で紹介されているのを読み、ぜひ話をお聞きしたいと思っていたところでグッドタイミング!
今回は「伝統文化を生かしたまちづくりと企業経営」をテーマに、セーラさんが来日して老舗酒造店の復権を成し遂げるまでの様々な取り組みや体験談、日々チャレンジし続けるその発想の源についてを聞いた。

セーラさんは1991年に来日、94年に廃業の危機にあった長野県小布施町の老舗酒造・桝一市村酒造場に入社。96年に欧米人で初となる唎酒師の認定を受け、既存の枠組みや考え方にとらわれない大胆な発想と行動力で、伝統的な日本文化の良さを活かした酒造りで老舗酒造店を見事に再構築した。
 一方では「小布施ッション」文化サロンや「小布施見にマラソン」の企画・運営など、失われつつある日本文化の復活と町おこし、地域活性化にも精力的に取り組んでいる。

 長野県の小さな町、古い仕来りや格式を重んじる老舗酒造店での改革は、当初は言葉も通じずそれはそれは苦労があったと言う。「こうしてみたい」「あーしてみたらどうか」との意見はことごとく否定され話も聞いてもらえなかったそうだ。
 そんな中、若い頃の苦労は買ってでもせよ!セーラさんは「ダメ」の「”(点々)」をとると「タメ」に、「タメ」は「自分のため、皆のため」と、「ダメ」サインをエネルギーに替えチャレンジをしてきたという。

「日本には素晴らしい伝統や文化が沢山ある。外国と同じ事をやっていてはもったいない。世界市場で勝ち抜く為には、もう一度日本のアイデンティティとは何かを追求し、それを活かしていく事が大切だ。only oneでなくてはならない。」
「日本には素晴らしい技術とそれを受け継ぐ職人が沢山いる、それをアピールしていく戦略を考えなければならない。そしてその技術が継承されるシステムを作らなければならない」
とセーラさんは言う。

凄い行動力で周囲を巻き込み、しかも周りにはいつも笑顔がある。しっかり宣伝も忘れないチャーミングなセーラさん、とにかく日本の良い伝統を残したい!という気概が凄い。
まさに自然な形での企業のメセナがここにある。

東京支社移転

産通では、この度更なるサービス向上及びセキュリティ確保の為、平成22年11月1日より東京支社を移転致しました。

以前の中野区上高田より杉並区堀ノ内への移転です。

新しい事務所は環七方南町交差点を西に入り500m程のところに所在します。

事務所より西に500メートル程行くと、大宮八幡宮や和田堀公園、善福寺川緑地などがあり、新宿西口からバスで20分、地下鉄丸の内線方南町駅より徒歩3分とアクセスの便利な割りに緑も多く静かな町並みです。

気分も新たに気を引き締めてお客様への安全・安心の提供を心がけて行きたい思っております。

R.INOUE

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